皆さん
こんにちは。
お待たせしました。
人生初の富士登山!
その一部始終について、ご紹介します。
何気に富士登山をなめていた私でしたが、実は私の家内は若かりし頃に一度富士山登頂を成功させており、「なめたらいかんよ!」と釘をさしてくれていました。
一応、ネットで必須アイテムでも確認しておくかと思い、情報を集めると…
私の想像以上の重装備が必要なことがわかりました。
登頂1週間前の休みに富士登山用の必要アイテムを一式買い揃えました。
ザック、トレッキングシューズ、ヘッドライト、スパッツ、日焼け止め、携帯酸素、おやつ、軽食、バンドエイド…
合計3万円ほど
でも、今となっては上着、ズボン、防寒具、レインコートに至るまで登山用のしっかりしたものを買っておく!
更に、登山用ステッキもケチらず買っておけばよかったと後悔することになるのでした。
当日の予定は大体以下の通りでした。
8月21日(金)
15:00-18:00 水ヶ塚公園到着
18:00-20:30 車で仮眠
20:30-21:00 仲間と合流
21:00-22:00 バスに乗って新五号目(2380)へ
22:00-23:00 新六合目(2604)
23:00-0:00 新七合目(2790)
8月22日(土)
0:00-1:00 七合目(3030)
1:00-2:30 八合目(3220)
2:30-4:00 九合目(3410)
4:00-4:30 九号五勺(3550)
4:30-5:00
浅間大社5:30-7:00
剣ヶ峰(3776)など山頂散策
7:00-9:00 宝永火口
9:00-10:00 新六合目(2604)
10:00-10:30 新五号目(2380)
高山病は体力が消耗していたり体調不良の場合になりやすく…。
前日は十分に睡眠をとり万全の体調で!
これが基本なのに…
私といったら、前日は興奮して深夜2:00まで起きていて睡眠時間はわずかに4時間!
仕事を15時に切り上げ富士登山口近くの水ヶ塚公園へ!
大体その距離は約250kmあります。
この時点で既に間違いを起こしていました。
一応、富士川サービスエリアで晩御飯に体力つけるためにうなぎを食べたのですが、公園についたのは既に18:30!
動きやすい服装に着替えていざ仮眠を取ろうとしたときには既に19:00を回っていました。
仕事終わりに高速を3時間近く走って…
そんな状態でよくもまあ富士山に登ろうなんて…
今考えると無謀でした。
と、登る前はそんなことは思いもせず21:00に新五号目行きのバスに乗り22:00から偉大なる富士山頂を目指し、その一歩を踏み出しました。
新五号目(2380)から新六合目(2604)までの工程はそれほど勾配もきつくありませんでしたが、歩み始めたとたんに雨が降り始め、慌てて雨具を着ました。
新六合目(2604)についた頃には汗だくに…
新六合目(2604) に到着し、雨も小降りになってきて死ぬほど暑かったので雨具を脱ぎ捨て
ザックにしまい山頂へと向かいます。
まだまだ若い!と思っていましたが、登山経験なしの私は息が上がり始め「ハアハア」言いながら新七合目(2790)へ!
それでも、比較的早いペースで新七合目(2790)へ到着することができました。
しかし…
地獄はここから始まるのでした。
新七合目(2790) から七合目(3030)へ向け歩き始めると…??
なんだか非常に足が重い…
頭もなんかボーっとしてくるぞ…
そうです!いわゆる
高山病ってやつです。
仲間の若者はまだまだ全然元気です。若者といっても私より2歳若いだけですが…
私の様子を察し、ステッキを貸してくれました。
下半身は既にかなり重たくなっていましたが、上半身は元気だったのでステッキに力を入れて山頂へ向け登っていきます。
新七合目(2790) から七合目(3030)へ一気に登ることが厳しかったので、真ん中あたりで休憩を入れて…
何度も深呼吸をしてゆっくりゆっくり山頂を目指し、なんとか七合目(3030)へ到着です。
七合目(3030) から八合目(3220)にかけて…
雨はそれほどでもありませんが、めちゃくちゃ風が吹いてきました。
気温もぐぐっと下がり…
でも、必死で登ってきて暑かったので、この気温が下がったことは私にとって少しプラスだったかも!
しかし、下半身の重みは並大抵のものではありませんでした。
更に、頭の痛みと船酔いに似た気持ちの悪さ、立って1歩歩くだけのことがかなり大変!
真面目に下山することを考えました。
写真なんて撮っている元気もまったくなしです。
山頂までまだ700mは登らなければいけないのに…
何度も何度も深呼吸しながら水分を補給し…
山頂までいけなくてもいい!ゆっくりゆっくり歩いて少しでも高いところでご来光を見れればそれでいい!
既にこの時点で気持ちを切り替えました。
本当に死にそうでした。
頭痛と吐き気を我慢しながら、10分歩いて5分休憩くらいのペースだったでしょうか?
それを繰り返し何とか八合目(3220)まで来ることができました。
八合目(3220)から九合目(3410)にかけては、頭痛と吐き気に加えて台風のような強風と寒さ、そして睡魔が私を襲いました。
これまでは、歩いている時間のほうが長かった為、寒さがそれほど気にならなかったのですが、ここへ来て休む時間が多くなったのと強風によってどんどん体が寒くなってきました。
そして再度、雨具を着て防寒対策しようとしたら…
雨具が汗でびしょびしょです。
寒いのですが、こんなの着たら…逆効果!
そう思って2枚持ってきたタオルの1枚を犠牲にして必死で汗を拭き取ります。
が、手を動かしただけでも頭がズキズキ!
そろそろ駄目かもしれない…
ペースは更に落ちていきます。
5分歩いて10分休むような感じでしょうか?
時刻も深夜3時くらいになり急激に眠気が襲います。
休んでいても…とても寒いです。
登る前はピクニック感覚だったのに…
いまや生きるか死ぬかのサバイバルです!
ザックに入った荷物は重いのですが、いいザックを買っていたので背負っているときは重さをほとんど感じない。
更に、必要なものをネットで調べて持ってきていて正解でした。
そうこうしているうちに、九合目(3410)にある万年雪荘へ到着しました。
今のペースでもなんとか5:11の日の出に間に合いそうだったのですが、この九合目(3410)からは既に登頂渋滞ができていました。
なかなか先へ進めません。
しかしながら、この牛歩のような歩みが私にとっては幸いしました。
本当に100歩歩けば息が上がってもう歩けなくなるような状態だったので「50歩歩いて渋滞で休憩」をすることで座って休むことなく九号五勺(3550)まで!
あと一息です。
ここまで写真ひとつなく、活字だけの記事になり申し訳ございません。
写真を撮っている余裕は一切ありませんでした。
しかし…
仮に写真を撮る余裕があったとしても…
めちゃくちゃ天候が悪く、多分カメラを出した瞬間にびしょびしょになって壊れていたと思います。
頂上でのご来光は渋滞に巻き込まれていたのでもう無理?
と思っていましたが渋滞の中、歩き続け山頂へ!
ついた時刻は5:07!
ギリギリご来光に間に合う時間です!
気持ち悪いのを我慢してここまで来たことを証明するために、写真を一枚!

見て分かるように、天気は最悪!
風も非常に強く、がんばった甲斐むなしくご来光を拝むことはできませんでした。
でも、そんなことはどうでもよかったです。
だってまだ900m近く登らなければならない新7合目の時点で下山することを考えていた私にとって、山頂に辿りつけたということで気持ちは十分だったからです。
そして、富士山頂上にある
浅間大社へ写真をパチリ!

雲の中ですよね。
本気で寒かったですよ〜。
仲間の一人が私を見て…
「masaさん…まつ毛が凍っている!」
寒いはずです。
空気の湿度によって変わってきますが標高が1000m上がる毎に地表との気温は約6〜7℃下がると言われています!
標高が4000mなら24℃下がります!
夏でも深夜、明け方の富士山頂は0℃になることもあるようです。
せっかくなので記念に日本一高い公衆トイレも利用しました。

このとき既に時刻は5:29でしたが富士山頂は雲の中…
たいようの「た」の字も見えません。
そして、頭がズキズキしながらも富士山頂を散策し、登頂証明書を買ったりしているうちに時計の針は6:00を周り、
浅間大社の門が開かれました。
普段は神社に行ってもお守りなどは捨てたりなくしたときに困るので一切買わず、お賽銭とおみくじ引いておしまいなのですが…
富士山頂でしか買えない…
そう思うと、弱いのです!

値段はそれなりにしましたが、神主さんがよく皆さんが買って帰るというお守りを3つほど買いました。
大行列の中、がんばって買ったお守りの効果でしょうか?
6:20を過ぎると急激に空が明るくなりはじめ…
ご来光とは行きませんでしたが、太陽が顔を見せました。

下手くそながら、必死でカメラのシャッターを切ります。
そして、6:30を回った頃には青空を見ることもできるようになってきました。
この時間になっても富士山頂を目指してくる人は後を絶ちません。

その他、富士山頂の火山口など、たくさん写真を撮りましたが…
私の持っていたデジカメでは…
全体の一部を写すことしかできず、何を撮っているのか…
全然分かりませんでした。
あの美しさは登った人だけが分かるのだなあと…
それと、苦しんで登ったからこそより美しく目に映るのだと…
最後にチャレンジに遅すぎるという言葉ないと思います。
皆さんも興味があったら是非チャレンジして見て下さい。
しかし…
持ち物は万全で!
特に初心者は、
ザック、トレッキングシューズ、ヘッドライト、防寒具などは良いものを購入することをお薦めします。
それと一人でのチャレンジは絶対にやめましょうね。
何かあったときに…
運が悪く誰も助けてくれなければマジであっちの世界が見えちゃいますからねぇ〜。
その他、富士登山についてご質問があればコメント欄に残してくださいね。
最近、FXのコメント返信をサボっていますが富士山コメントだけはしっかり返信したいと思います。


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